にきびには2つのタイプがあります。赤く腫れている炎症性のものと、皮脂が毛穴につまっているだけの非炎症性のものがありますが、特に非炎症性のにきびの場合、自己流でケアしてしまおうと思い、わざわざ皮膚科を受診する人は意外と少ないかもしれません。しかし、間違ったケアを続けたり放置しておくと、アクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまう場合もあり得ます。早い段階で正しいケアを施して完治させておくほうが良いでしょう。
非炎症性のにきびの場合の治療方法は、皮脂の分泌を抑えて毛穴に詰まっている皮脂を出やすくすることで、だいぶ症状が改善されていきます。治療にはホルモン剤や外用薬イオウが使われます。ホルモン剤として用いられるジオール、メサルモンFは総合女性ホルモンで、皮脂の分泌の抑制作用があるとされています。
皮脂の分泌には、男性ホルモンの一つであるアンドロゲンが深く関係しているとされていますが、そこで女性ホルモンを内服することによってアンドロゲンの働きを抑えてしまおうというわけなのです。また、イオウを含むローションをにきびに塗る方法では、毛穴を開いて、詰まった皮脂を出やすくします。
しかしイオウにはその作用から、皮膚が乾燥してしまうという欠点や黄色い粉が残るために、外出時には使いづらいという点もありますので、夜はそのまま使用し朝は上澄みだけを使用するという工夫も必要になります。市販されているクレアラシルのような薬は、イオウとレゾルシンを含んでおり、比較的使いやすいようです。
にきびと似ている症状もありますよね。にきびとおできの違いについてご存知でしょうか。一言ににきび(ニキビ)とはいっても、似ている症状が実はたくさんあります。そして、違いがわかりづらいのが現状なのです。にきび(ニキビ)というのは、毛穴の出口をふさいでしまうため皮脂が詰まってしまい炎症を起こしてしまうものです。
にきび(ニキビ)と似ている症状のものをご紹介していきましょう。にきび(ニキビ)と似ている症状に「おでき」というものがあります。おできは、毛穴の奥の方に菌が入ることによって毛穴の奥の部分とその周辺が炎症を起こしてしまう状態のことをいいまです。おできはその症状などから3種類に分類することができます。
小さい豆粒のような大きさのおできは毛包炎とよばれています。毛包炎よりも大きいものを、せつ、とよび腫れと熱や痛みをともないます。そして触ると固いしこりのような感触があります。膿がでてしまえば自然に治っていきます。そして「せつ」が数十個つながったものを「よう」と呼んでいます。「よう」は痛みや発熱をともなう場合が多いためリンパ節が腫れることもあります。
にきびができるまでの続きをご紹介します。以前、にきびはまず毛穴の角質があつくなりコメドができるということをご紹介しました。そしてオープンコメドとクローズコメドができるというお話をしました。クローズコメドの場合は見た目では確認することができなくて触ると固い感触がある状態のクローズコメドは、さらに悪化した状態のクローズコメドになってしまうのです。次に炎症が発生します。毛穴の出口がふさがれてしまってつまった皮脂にアクネ菌が発生してしまいますので、アクネ菌が増殖してしまった状態が炎症をおこした状態になってしまいます。
炎症をおこすことによって赤くなるので、赤にきびと呼ばれるのです。炎症を抑えようとすると、白血球の一部がアクネ菌に対抗するといった働きがでてきます。そして動き出した白血球とアクネ菌がぶつかることにより、膿ができてしまいます。このような状態を炎症性にきびと呼びます。白血球の一部と、アクネ菌がぶつかることにより毛穴の壁がだんだんと壊れてしまいます。そのため、毛穴の付近に痛みをともなう炎症につながっていくのです。
痛みをともなうにきびは熱をおびていますので触ると固い感触になってしまいます。このような状態を硬結にきびと呼んでいます。硬結にきび(ニキビ)の状態は、経験があというる人も多いのではないでしょうか。にきびは炎症が鎮まると痕になるのですが、にきび(ニキビ)の痕の残り方というものは、悪化状況によって変わることになります。にきびが膿んだ状態まで悪化してしまうと、痕が残ってしまうことが多いといわれています。
にきびができるまでについてご紹介します。にきび(ニキビ)は、どのような経路でできるのでしょうか?にきびができるのは肌の新陳代謝が悪いからという簡単な理由だということがわかっていても、詳しい経路は知らないという人がほとんどなのではないでしょうか。にきび(ニキビ)のできるまでをご紹介します。
まずは毛穴の角質が厚くなります。毛穴の出口というのは、非常に狭くなっており、狭い毛穴の角質が厚くなってしまって毛穴の出口をふさいでしまうということなのです。毛穴がふさがれてしまえば出口がなくなってしまいますので皮脂がたまった状態になってしまい詰まってしまいます。それからコメドができます。
コメドというのは、毛穴の出口がふさがれてしまい皮脂がつまった状態のことををいいます。コメドはオープンコメド、そしてクローズコメドに分類することができます。オープンコメドというのは、見た目にもわかり黒くて点々としているのが特徴です。これは黒にきびと呼ばれる場合もあります。クローズコメドというのは、炎症が悪化しやすいといわれております。