にきびと毛穴

肌の代謝や皮脂分泌のバランスが崩れることは、にきびの原因のひとつです。そして本来なら肌を潤して保護するべき皮脂が過剰に分泌されたり、毛穴が詰まったりしてにきびができてしまいます。皮脂腺は毛穴の奥にあるので、「毛穴さえなければにきびにならなくて済むのに」と思う人もいるかもしれません。また年齢を重ねるごとに毛穴が目立ち始め、美容の面からも毛穴の存在を疎ましく感じる人もいるでしょう。

そこで毛穴についての雑学をいくつかご紹介します。毛穴の数は、赤ちゃんのときにはすでに決まっているのです。赤ちゃんがまだお母さんの体内にいるとき、およそ妊娠6ヶ月の頃にはすべての毛包が完成すると言われており、その後、年をとっても毛穴の数は増えることはありません。

顔だけでも毛穴の数は約20万個あると言われていますが、これには大きな個人差もあります。アブラ性の人には毛穴が多いのかと言うと、それは無関係のようです。性別による数の違いもないのですが、毛穴の大きさに関しては皮脂の分泌量が関わっているので、男性ホルモンの分泌の多い男性ほど毛穴が大きくなる傾向があると言われます。

毛穴の大きさは、季節によっても多少変化があり、気温の低い時期に比べ、高い時の方が毛穴周辺ののくぼみが広がっているという報告もあります。鼻に関して言えば夏の皮脂量が冬に比べ2.5倍ほど上がると言われており、毛穴の大きさには皮脂の過剰分泌が関係しているようです。

またにきびとは関係ありませんが、ほくろがある部分の毛、いわゆるホクロ毛が長いのはなぜでしょうか。それは、ほくろのある皮膚は細胞を増殖させる物質が出ているため、そこに生えている毛の成長も促してしまう、という説があります。

次の記事 >> にきび予防の基礎
にきび 新着情報

にきびについてご紹介します。にきびは、毛穴が詰まってしまい、その部分に脂が蓄積されてしまった状態です。その症状により、白にきびや黒にきび、赤にきびなどと区別されます。そして、対処法も異なります。にきびの住み家となる毛穴について多少でも知識があれば、にきびへの対処法や向き合う姿勢も変わってくるかもしれません。ここでは毛穴について少しご紹介します。

まず、顔にある毛穴には3つのタイプがあります。うぶ毛が生える軟毛性毛包、次にヒゲや髪の毛が生える終毛性毛包、

最後にうぶ毛は生えるものの大きな皮脂腺を持つ脂腺性毛包です。軟毛性毛包と終毛性毛包は顔と頭部に存在しています。そして、脂腺性毛包は顔だけでなく前胸部や背中の中央部などにもあります。脂腺性毛包にある皮脂腺は皮脂をたくさん分泌する大きなものになりますので前胸部や背中にもにきびができやすいのです。

これがいわゆるデコルテにきびや背中にきびというように呼ばれるものです。毛穴の役割は、毛を生やすこと以外にも皮脂を分泌することがあります。毛穴の奥にある皮脂腺はぶどうの房のような形で毛根にぶら下がっています。ここで皮脂が産出されて毛穴を介して皮膚全体に分泌されていきます。皮脂は皮膚の表面をなめらかにしてくれて、乾燥からお肌を守る役割があります。にきびの側面から言えばどうしても悪者にされがちな皮脂なのですが、実はお肌の保護のためには欠かせない存在です。

にきびと似ている症状もありますよね。にきびとおできの違いについてご存知でしょうか。一言ににきび(ニキビ)とはいっても、似ている症状が実はたくさんあります。そして、違いがわかりづらいのが現状なのです。にきび(ニキビ)というのは、毛穴の出口をふさいでしまうため皮脂が詰まってしまい炎症を起こしてしまうものです。

にきび(ニキビ)と似ている症状のものをご紹介していきましょう。にきび(ニキビ)と似ている症状に「おでき」というものがあります。おできは、毛穴の奥の方に菌が入ることによって毛穴の奥の部分とその周辺が炎症を起こしてしまう状態のことをいいまです。おできはその症状などから3種類に分類することができます。

小さい豆粒のような大きさのおできは毛包炎とよばれています。毛包炎よりも大きいものを、せつ、とよび腫れと熱や痛みをともないます。そして触ると固いしこりのような感触があります。膿がでてしまえば自然に治っていきます。そして「せつ」が数十個つながったものを「よう」と呼んでいます。「よう」は痛みや発熱をともなう場合が多いためリンパ節が腫れることもあります。

にきびができるまでの続きをご紹介します。以前、にきびはまず毛穴の角質があつくなりコメドができるということをご紹介しました。そしてオープンコメドとクローズコメドができるというお話をしました。クローズコメドの場合は見た目では確認することができなくて触ると固い感触がある状態のクローズコメドは、さらに悪化した状態のクローズコメドになってしまうのです。次に炎症が発生します。毛穴の出口がふさがれてしまってつまった皮脂にアクネ菌が発生してしまいますので、アクネ菌が増殖してしまった状態が炎症をおこした状態になってしまいます。

炎症をおこすことによって赤くなるので、赤にきびと呼ばれるのです。炎症を抑えようとすると、白血球の一部がアクネ菌に対抗するといった働きがでてきます。そして動き出した白血球とアクネ菌がぶつかることにより、膿ができてしまいます。このような状態を炎症性にきびと呼びます。白血球の一部と、アクネ菌がぶつかることにより毛穴の壁がだんだんと壊れてしまいます。そのため、毛穴の付近に痛みをともなう炎症につながっていくのです。

痛みをともなうにきびは熱をおびていますので触ると固い感触になってしまいます。このような状態を硬結にきびと呼んでいます。硬結にきび(ニキビ)の状態は、経験があというる人も多いのではないでしょうか。にきびは炎症が鎮まると痕になるのですが、にきび(ニキビ)の痕の残り方というものは、悪化状況によって変わることになります。にきびが膿んだ状態まで悪化してしまうと、痕が残ってしまうことが多いといわれています。